【レビュー】新しくも懐かしいルパン三世 THE FIRST(劇場版映画)※見てない方向け

2019年の新作劇場版映画「ルパン三世 THE FIRST」のレビュー・見てない方向け版です。ネタバレはないですが、どのような映画かの概略は書いています。

新しくフル3DCGになったルパン三世、腰を据えて見られる「王道のルパン」でありながら、技術を駆使した名作でした!

ネタバレ感想はこちらから

https://rizalog.com/review/lupin-the3rd-thefirst-netabare/

 






「ルパン三世 THE FIRST」初の3DCGが不安?

2019年12月6日に初公開になった劇場版映画「ルパン三世 THE FIRST」。

堂々たるタイトルを打ってきたこの作品、古来のルパンファンは「本当に大丈夫なのか・・・?(駄作なら許さない)」と思ったのではないでしょうか?

私は思いました(笑)

しかし、公式WEBサイトのトレーラームービーを見て、ひとまずクオリティとアクションは完璧そう!!!

という感想を持ちつつ、見てきました。

一言で言えば「新しくも懐かしいルパン」かなと。CGが不安な人にも安心してオススメできます。

途中何度も泣きそうになりましたが、理由は後で書きます(笑)

まだ見ていない方向けに、映画のオススメしたい点をレビューします。

書いているA子は39歳、昭和のテレビでルパンを観ていた世代です。

ネタバレはありませんが、どういう映画でどういう感想を持ったかは書いていきますので、よろしくお願いします。

 

3DCGなこと以外はすべて「王道のルパン」

今回の一番の話題はもちろん、「3DCG」であること。

逆に言えば、それ以外は全て王道のルパンに寄せてきた作品だなあと、観覧しながら何度も感じました。

最初は、一目見て「これ、ルパン・・?確かに綺麗だけど・・・」という印象を、ほとんどの人が持つのではないかと。

 

コミカルな動きと表情は完璧に「ルパン」

3DCGの良いところは、最初にモデルを決めた時点で絵柄が安定することです。

新しいルパン三世 THE FIRSTは、モンキーパンチ先生の絵を意識してバランスのとれたモデルになっているので、絵が好みじゃない・・という人は少ないかも。

ただ、綺麗すぎてちょっと堅苦しい印象を受けます。

でも映画で動いているルパン達を見たら、「ああ、確かにこれはルパンだ」なと。

つりあがった口の動き、大げさな目の動き、それからへんなガニ股に、ひょろひょろした歩き方に、あのルパンダイブ(笑)

 

それぞれのキャラの個性は健在

映画を見ていくにつれ、

「ああ、ルパンはこうだった」

「次元は確かにこういう表情をする」

「五右衛門の顔、いるわ、こういう人(笑)←後輩 CGにしたらこうなるのか。」

と、記憶の中のルパンと目の前のルパンが一致していく感じ。

不二子ちゃんは作品ごとにモロに絵柄がかわっていたので、今回のはオーソドックス(色気少なめ)なかんじですね。

銭形はいつもの銭形でした、山ちゃんの声のせいで若々しくはなっていますが。

 

ルパン過去最高のアクション映画

3DCG最大の魅力は、派手なアクションとカメラワークでしょう。その点では完璧200点でした。

この映画の一番の魅力は、トレーラーで切り抜いたシーンがカーチェイスであることからも分かる通り、迫力あるアクションシーンです。

今回の映画は分類でいうとSF映画ですね。3DCGの魅力を、最大限に引き立てるためだと思う。

 

あらゆるアクションシーン詰め合わせ

カーチェイス、飛行機(大型の飛空挺から、ライト兄弟が作ったような二翼のやつまで)でのアクション、銃撃戦&格闘技(+斬鉄剣)のバトルシーン、爆発、巨大兵器。

これらが目まぐるしく連携して魅せてくれます。

正直、これだけで見る価値あり。要所要所に入れてくれるので、眠くならず助かりました。

アクションシーンが入るとケツが浮きます。

ルパンがすばらしいアクションを見せてくれた後半のシーンでは、思わず泣きました。

(なんだこいつ、どこに泣く要素があった?と思われてそうですが、嬉しい意味での裏切りで泣きました)

 

特にカーチェイスが最高

丁寧なアニメーションでのカーチェイスが、これまでのルパンの魅力。これまで頑張って描いてたよなあと今なら思います。

今回はCGなので思う存分アクションシーンが作れたんでしょうね。

派手なCGなアクションの上に、無理やり「ルパン的なありえない動き」をねじ込んでいるので、良い意味で物理法則のぶっ壊れた謎のリアルアクションシーンになっています(笑)

こんな映画他にないでしょ。

 

次元と五右衛門が笑える

おかげで浮いてるのが次元と五右衛門。

次元なんて絶対出来そうにもないガンアクションを、無駄にリアルな絵面でやるので、なんか笑っちゃいました。

五右衛門はいつもの斬鉄剣ですね。あれも見た目リアルにやるので笑える。

 

良い意味でひねりのないストーリー

ストーリーですが、こちらは結構ベタでひねりがない。ひねりなんて、ねじり間違えると袋叩きになるだけなので、このくらいで良いという感じです。

ベタに伏線を張ってベタに回収していく感じ。安心して観れました。

テーマは考古学とSF。対象年齢は小学生くらいからだと思います。(低学年は理解できないけどアクションで押せるかもしれない)

科学が好きな人は突っ込んだら負けのトンデモストーリーです、ルパンだし。

 

映画の魅力を邪魔しないヒロイン

ヒロインが良くも悪くも控えめです。いい意味でいうと話の邪魔になりません(笑)

今回はロマンに焦点を当てた作品なので、恋愛要素や色気は少なめ(ていうか、ない)

このヒロイン、何か既視感あるなあと思ったらモンハンワールドの受付嬢でしたw

子供という位置付けにいるので、不二子ちゃんとかぶることはありません。

 

悪役が清々しいほどベタでゲス

今回は悪役がほんま悪役ですね。藤原竜也です、皆さんご安心ください。

あと悪そうなジジイもいるのですが、こちらも安心できるゲス野郎です。ご安心ください。ちょっといいシーンもあります。

 

音楽が最高

音楽の使い方が、これまでの集大成というかんじでした。サンバ・テンペラードや銭形のマーチだっけ?とか。

これはサントラ買いですね!!!

 

映画を観終わって

私は平日の会員デーにいきましたが、お隣はおじいちゃんでした。

昔からのファンなのでしょうか、わかりませんが。

家族連れやおばちゃん同士のお客さんが多かったです。みな静かに見て、静かに出て行きました。

私は最後感動して泣いてましたが、その理由はやっぱり最後のモンキーパンチ先生のテロップでした。

これからも、このクオリティでルパンの新作が作れるんだ、という安堵感で涙ぐんでました。

監督は山崎 貴という方で、子供の頃からのルパンファンだそうです。納得です。

 

次元の声について

モンキーパンチ先生がお亡くなりになり、声優さんもずっと昔にルパン役の山田康雄さんが最初に、そして銭形警部の納谷悟郎さん、つい先日2代目の五右衛門を務めた井上真樹夫さんが亡くなりました。

次元を演じる小林清志さん、先日「俺はどうせもうすぐ死ぬんだから、最後までやらせてくれ」と語ったばかり。

そんな次元の声は、もうほんとうにおじいちゃんでした。(役柄が次元だからまあなんとかなってますが・・・w)

それでもまだ演じてくれていて、聞いているとやっぱり「ああ、声は老けたけど次元だなあ」と思えて、もうほんま死ぬまでやってくれという想いですw

余談ですが、ルパンの声の山田さんが亡くなられて、モノマネの栗田貫一さんがついたときは、全国のルパンファンが「よかった、まだルパンが観られる」と安心しましたね。

今回、新しい映画をみて次元の声を聞いて、そんな気分でした。

 

昔からのファンも是非観て欲しい

観てない方向けにレビューを書いたつもりですが、なんか長くなってしまいました。

また後で、観た方向けに具体的なシーンの話も書きたいなあと思っております。

(2019/12/27) 書きました

https://rizalog.com/review/lupin-the3rd-thefirst-netabare/

 

Yahoo映画の評価点も高く気になっていたので、行ってよかったです。

ぜひ劇場に観に行ってみてください。そして感想をTwitterなどに投稿してください、検索してみにいくので(笑)

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